(※写真はイメージです)
こんにちは、すみかです。
前回のコラムはご覧いただけましたでしょうか?
今回は、ストレスが原因で起こる
抜け毛症状を3つご紹介します。
ストレスによる脱毛症状は
なかなか気付きにくいものです。
気づいたら、症状が目に見える形まで進行していた
なんてことにもなりかねません。
今回のコラムで、当てはまる症状がある方が
早めにストレス発散や受診をするきっかけになれば幸いです。
<ストレスが抜け毛症状を引き起こす理由とは?>
「なんで、ストレスが抜け毛の原因になるの?」
そう不思議に思っている方もいるでしょう。
結論からいうと、
ストレスと脱毛症の直接的な因果関係はありません。
しかし、
ストレスが溜まると血行が悪くなり
体内に十分な栄養が行き渡らなくなることがわかっています。
そのため、髪の毛の成長に欠かせない栄養素が
ストレスが原因で行き届かなくなり
脱毛症が起こると考えられているのです。
その他にも、ストレスは自律神経を乱し
起立性障がいや腸疾患などを引き起こす原因にもなるので
なるべくストレスを溜めない生活を送ることが急務となっています。
<ストレスが原因で起こる脱毛症状3選>
ここでは、ストレスで発症すると言われている
脱毛症状を3つ紹介します。
①円形脱毛症
円形脱毛症とは、頭髪が円形に抜ける病気です。
頭部の一箇所が円形に抜けるケースが一般的ですが
複数箇所でも頭髪が円形に抜けるケースも報告されています。
また、この円形脱毛症は頭髪だけでなく
髭や体毛、まつ毛や眉毛にも生じるので驚きです。
重症化すれば、円形の範囲も広くなり
頭髪のほとんどが円形に抜けてしまいます。
しかし、円形脱毛症の明確な原因は明らかになっていません。
一番有力なのが
精神的なストレスが円形脱毛症の原因の一つであるという説です。
強いストレスを長期間にわたって受け続けると、
血管が収縮したり頭部への血流が悪くなり、
栄養が毛根へ行き届かず、脱毛が引き起こされると考えられています。
円形脱毛症を改善するためには、
まずはストレスを溜め込まない生活を送ることが大切です。
②休止期脱毛
休止期脱毛とは、多くの髪の毛が突然休止期を迎え
大量に脱毛する症状のことです。
そもそも、髪の毛には5つのヘアサイクルが存在します。
毛根に髪の毛があらわれる、早期成長期。
髪の毛の成長が始まり長くなる、中期成長期。
毛根が太く長くなる、後期成長期。
毛が抜け始める、退行期。
毛の成長が止まる、休止期。
通常のヘアサイクルであれば大量に抜けることはありませんが
休止期脱毛になってしまうと、新しい髪の毛が生えにくくなります。
ストレスや栄養不足で発症すると考えられている
脱毛症の一つです。
③AGA
AGA(男性型脱毛症)は、成人男性が発症する進行性の脱毛症です。
生え際や頭頂部の髪の毛のどちらか一方、
またはそのどちらもが抜けて薄くなっていくことが特徴です。
AGAの原因は、主に加齢や遺伝によるものと考えられています。
ストレスのみがAGAを引き起こすことは少ないとされていますが、
ストレスが増えると症状を進行させたり、AGA治療を妨げたりする可能性があります。
AGAを発症した人が強いストレスを長期にわたって溜め込めば、
AGAの進行を早めてしまいかねません。
そのため、AGAによる脱毛を改善するためには、
ストレスを発散させることも大切です。
(※写真はイメージです)
<ストレス対策をして脱毛症状を抑えよう!>
今回は、ストレスが原因で起こる脱毛症状を紹介しました。
ストレスは、栄養が全身に運ばれるのを阻害したり
自律神経を乱したりと、さまざまな悪影響を引き起こします。
しかし、ストレス社会である現代。
ストレスを受けずに生活することは
ほぼ不可能と言えます。
それでも、
少しでもストレスを解消する方法を模索することは大事です。
次回のコラムでは
ストレス解消効果が高い行動を紹介していきます。
脱毛症状をこれ以上進行させないように
ストレス社会に負けない方法を手に入れていきましょう。